経験者が語る「マスオさん」の実情

雑記

夫が妻の実家に入り同居する事を俗にマスオさんなんて言いますが皆さんの周りにマスオさんっていますか?

実はつい最近まで私マスオさんでした。

今回はそんな私が感じたマスオさんのメリット、デメリットをまとめてみました。

マスオさんになった経緯

車で片道2時間半程のプチ遠距離恋愛だったカップル時代を経て結婚。

私が仕事を辞め妻の所にいくか、妻が仕事を辞め私の所にくるかの二者択一を迫られたわけですが当時の私はあまり迷う事無く前者を選択しました。

確かに愛着のある土地を離れるのには些か抵抗も有りましたが、当時私が勤めていた会社よりも妻が努めている会社の方が大きく福利厚生も充実していたりと結婚後の暮らしを総合的に考えると私が辞めた方がいいだろうという判断でした。

そんなこんなで結婚と同時に私のマスオさん生活が始まった訳です。

家族構成

家族構成ですが妻、妻の両親、妻の妹、私の5人です。

1日の流れですが毎朝全員同じ時間帯に仕事に出ていき同じ時間帯に帰宅するという生活でした。

休日も全員土日休み、生活時間帯も同じ。

食事もほぼ毎日みんな揃って食べてたので家族で過ごす時間は多い方だったと思います。

実はデメリットは。。。

デメリット

これがですね。。。。特に無いんですよ。

そんな事ないだろなんて思われるかもしれませんが、いやぁ本当に思い浮かびません。

きっと多くの方が持ってるであろうマスオさんは肩身が狭くストレスが多くて大変そうというイメージですが実際そんな事ない訳です。

むしろ凄く大事にしてもらえます。

確かにお義父さんお義母さんには最初こそ緊張してましたがぶっちゃけ慣れます。

住めば都ならぬ、住めば実家です。

半年もすればまるで実家に居るかのような感覚になります。

まあ、強いてデメリットを挙げるとすれば気兼ねなく夫婦喧嘩が出来ない事ですかね!!

常にあちらの家族が居るので妻に対して言いたい事を言いたい場面で言えないという事がちょくちょく有ります。

本来なら喧嘩に発展したりする様な場面でも驚くほど理性が働きます笑

お陰様で3年の間に家で喧嘩をした記憶が有りません。

言いたい事を言えないデメリットはあるかもしれませんが、喧嘩にならないというメリットも有るのでこの辺はプラマイゼロと言ったところでしょうか。

メリット

逆にマスオさんをしてて良かったと感じた事は沢山あります。

今回はその中から特に大きな2つを紹介致します。

1.妻が生まれ育った家庭環境を体験する事が出来る

そもそもこの年になって他人のコミュニティに入り年単位で生活する事自体が希少で貴重な体験だと思います。

それが妻の生まれ育った家庭なのだから尚更です。

家族の話は色々聞いてましたが実際に同居してみて知った事の方が断然多いです。

そして同居して感じたのが、家族の雰囲気や距離感、何を大事にして家族に何を求めるかなど自分が生まれ育った家庭とこうも違うものかという事です。

勿論これらの違いに正解不正解は無いと思います。

ただこうして違う家庭を体験して得た感覚は、これから子供が産まれて新しい家庭を作っていく私にとって非常に良い経験となりました。

また妻の家族と暮らしてみてより妻への理解度が増したと思います。

2.経済的メリット

同居する前に妻の方から生活費は毎月この金額でと言われたのですがその金額が想定していた金額よりもかなり低くて逆に戸惑いました。

これでは流石に申し訳ないので生活費を上げて欲しいと両親に伝えましたが却下されました。

食べるのが大好きな家族だったので食材をちょこちょこ買って冷蔵庫に補充したり、地方のグルメを取り寄せたりと形を変えて渡すようにしてました。

当時からこの生活費の安さには凄く感謝していましたが、マスオさんを卒業して夫婦で生活するようになった今は尚更ありがたみを感じます。

もし今現在マスオさんをしてる方がいたら有り難く貯蓄のターンだと思いしっかり貯めさせてもらいましょう。

快適なマスオライフをおくるコツ 

郷に入っては郷に従えなんて言葉がありますよね?この言葉の通りあちらのペースに合わせるのが一番です。

最初はゲスト扱いだと思います、その期間は余計な事はせず観察する事に注力しその家のしきたりや暗黙のルールなどをしっかり掴みましょう。

少し慣れてきたら徐々に家事にも参入して行きましょう。

何か決まった家事担当があるとそれが免罪符的な感覚になり気持ちが楽になります。

何をするかは家庭毎に違ってくると思うので空気をよんでチョイスして下さい。

因みに私は週に2回のゴミ出しと皿洗い(週に数回程度)、たまに洗車をしてました。

最後に 

これを読むと私の環境が恵まれてただけだろう何て思われるかもしれませんが確かに入る家庭によって色々と事情は変わると思います。

しかし相手は見ず知らずの他人では無く自分が結婚を決めた妻の家族です。

相手家族も受け入れる努力をしてくれることでしょう。お互いを思いやる心さえあれば必然的にうまくいくものです。

私の経験然り、実際周りの話を聞いてると快適に過ごしてるマスオさんの方が圧倒的に多いですよ。

なのでもし周りにマスオさんがいたら大変だなーでは無く、羨ましい!!ぐらいあっても良い気がします笑

もしこれからマスオさんになるという方がいましたら楽観的になって飛び込んでみてください。

紹介したコツなどを実践してれば貴方も快適に過ごすことが出来ると思います。

頑張れ!

 

以上!

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